「予防歯科」とは?

いちき串木野市桜町 くきた歯科クリニック 院長の久木田です。
最近流行り、というわけでもありませんが、「予防歯科」という言葉に皆様はどういうイメージを持たれているのでしょうか。
「予防歯科」とはむし歯等の歯の病気になってからの治療ではなく、なる前に予防することをいいます。
具体的には、歯とお口の健康を積極的に守るために、歯科医院でのプロフェッショナルケアと家庭や学校での毎日のセルフケアという2本の柱をいいます。
根本的には「日頃から正しい歯磨き」「フッ化物の積極利用や、食事や間食の内容改善」「定期健診でのチェック」がすべて必要であり、どれが欠けてもいけません。しかし、それぞれを強化することによって相乗効果となる場合も多く、例えば虫歯の少ない方は上記すべてが高いレベルにあります。そして、良く磨けている方ほど、検診の時に「まだまだ足りないところを改善していこう」と意識されています。
むし歯や歯周病を予防するには、近道はありません。日頃の積み重ねが大きな差になるのです。

2019年11月03日