歯はどこまで残せるのか?(虫歯編)
いちき串木野市桜町 くきた歯科クリニック 院長の久木田です。
ここ数日の豪雨で、このいちき串木野市でも被害も出ているようです。
今後の二次災害等にも十分にお気をつけくださいませ。
前回、やや踏み込んで抜かない歯の条件を出してみましたが、今回からより細かく見ていきます。
虫歯の場合、歯はどこまで残せるのか?
虫歯の進行が進むと、歯の長さは当然ながら短くなります。
歯の長さは2㎝を少し超えるくらいですので、その半分(1㎝)を超えて崩壊すると、いわゆる「頭でっかち」の状態になり、あまり残すことは推奨されません。
ということで、虫歯を除去して、だいたい残りが1㎝(10㎜)までが残せる限界と考えていいと思います。
特に神経を取った歯では、放置すると想像以上に進行して、もう残せない状態になる方もいらっしゃいます。
被せ物や詰め物が外れたら、出来るだけ早く歯科医院に行かれることをお勧めします。