厚みの薄い入れ歯について
いちき串木野市桜町 くきた歯科クリニックです。
今回は、よく質問を受ける内容についてご説明させていただきます。
「入れ歯の厚みが気になって美味しく食べられない。もっと薄くできないか?」といったご質問を頂きます。
結論から申し上げますと、あります!
一般的な入れ歯は、粘膜に触れる部分がプラスチックですが、ここを金属にすることにより、何とプラスチックの5分の1ほどの薄さになります。これがいわゆる「金属床」という入れ歯です。
基本的には自費治療になりますが、総入れ歯である、等の条件を満たせば、保険診療を併用した選定療養、という形でかなり自己負担を抑えることもできます。
金属床の入れ歯は、入れ歯の床の部分に金属を用いる事で強度が増し、割れにくくなるメリットがあります。
さらには熱いものは熱く、冷たい物は冷たく感じやすいため、食べ物を美味しく感じる事ができます。
そして薄くなるため、喋りやすく、歌いやすいのです。
入れ歯がしょっちゅう割れたり、違和感が気になる方は、一度検討してみてもよいと思います。