学校検診で新技術を試験導入

いちき串木野市桜町 くきた歯科クリニック 院長の久木田です。
本年度から、学校歯科検診で、試験的に新技術を導入しました。
ものすごく簡単に言いますと、歯科版のVARみたいなものです。
学校歯科検診ではその時の明るさ、子どもたちの口の開け方、姿勢などにより、どうしてもむし歯の判定が難しくなります。
歯科医院ではレントゲンも使えますし、明るい照明、見やすい姿勢が可能ですので、確実に判定できます。
もちろん学校歯科検診はあくまでもスクリーニング検査に近い側面もあるため、致し方ない面もありますが、そこに新技術を使って、より判定を確実に近づけようというものです。
具体的には、以下の図のように、むし歯かどうか微妙な場合、撮影した画像により判定を出します。
今後、さらに技術が上がり、精度が高く行えれば、学校検診の意味合いも良い方向に変えられるのではないでしょうか。

2023年04月17日