ジルコニアクラウンにつきまして

いちき串木野市 くきた歯科クリニック 院長の久木田です。
本日は、当院が取り扱っている「ジルコニアクラウン」について、簡単にご説明したいと思います。
これまで、歯に被せる材料は、保険でしたらいわゆる銀歯、もしくは硬いプラスチックなどが主流でしたが、近年金属アレルギーの患者様が増加してきたことや、審美性(見た目の美しさ)と耐久性(持ちの良さ)への関心が高まっております。
一昔前までは、保険外の被せ物としては金属にセラミックを貼り付けた被せ物も多かったのですが、最近ではセラミックの物性も向上しておりますので、セラミックを単独で使う場合も多いです。しかし、セラミックは非常に美しい反面、どうしても割れたり欠けたりする可能性もあります。そのため、かみ合わせや反対側の歯の被せ物の種類によっては、適応でない場合もあります。
一方、ジルコニアは、非金属(金属を含まない)で非常に硬さに優れた材料でして、その硬さはセラミックを遥かにしのぎますので、割れたり欠けたりする心配はほとんどありません。また、最近では美しさもセラミックに近づいておりますので、今後多くの症例に適応できると考えております。(診療科目のページに画像を載せましたので、参考にされてください)
目立つところに銀歯があったりすると大きく口を開けて笑えない、という方もいらっしゃると思いますので、もし興味がおありでしたら一度ご相談ください。

2017年09月24日